2008年04月23日

『インド中銀の預金準備率引き上げ、タイミングは予想外との声』〜ロイター

『インド中銀の預金準備率引き上げ、タイミングは予想外との声』〜ロイター
『中国株の二の舞を演じようとするインド株の行方』〜Klug View
『【インド経済】インド中銀、金融引き締めをさらに強化か』〜インドチャネル

インド準備銀行は今月17日、預金準備率を8%に引き上げることを発表、インフレを抑制するための金融引き締めを狙った政策ですが、Klug Viewの村田雅志氏のコラムによれば、金融引き締めをやりながら、ルピー高を抑制するための市場介入も同時に行っていると、国内の物価上昇は歯止めが利かなくなるのでは?と述べています。

【感想】
インドチャネルの記事によれば、預金準備率引き上げのほかに、レポレート(中銀貸出金利)の引き上げもあるのでは?との予測も出ています。普通、金融引き締め策が出されれば、株式市場は「悪材料」と判断するところですが、ここ最近の世界の強気市場とインド企業の好業績を好感して、株価は上昇しています。

表面上は堅調でも、現在起きている市場流動性を分析すれば「危険」を孕んでいるということなのかもしれません。

中国では、「金融引き締め→海外資金流入→人民元高→繊維、機械などの輸出業者に打撃」という状況が起きています。インドは輸出業者を保護するためルピー高を抑制するため市場介入をしているようです。

インドの経済成長は財界が牽引しているイメージが強いです。財界の意見が反映された市場介入なのかな?と思います。内情を詳しく知っているわけではないのではっきりとは言えませんが、政府、中央銀行は「インフレ抑制」に絞った政策を取るべき状況なのでは?と個人的には思います。

新興国の経済を観ていると、政府や中央銀行の経済運営レベルに関して問題視する意見も結構あるように思います。まだまだ発展途上段階ですが、今後、一つ一つの判断が世界経済をも揺るがすシーンも出てくるかもしれません。通貨、金融、食糧などの政策はとくに注目が必要になってくるでしょう。

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